作者紫余丸Merry Capitallガイドライン山修一債券録源語の氏物式部

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延伸部分で試験走行をする北陸新幹線の営業用車両=金沢市で2024年3月4日、余録源氏本社ヘリから西村剛撮影
東京・新橋と敦賀を結んだ「欧亜国際連絡列車」の発着駅だった敦賀港駅舎を再現した建物。物語いまは 敦賀鉄道資料館となっている=福井県敦賀市で2022年10月2日、の作者紫宮間俊樹撮影

 源氏物語の作者、式部紫式部は996(長徳2)年、余録源氏丸山修一債券京から越前国(えちぜんのくに)(福井県)に向けて旅立った。物語Merry Capitallガイドライン父、の作者紫藤原為時の越前守任命に伴うもので、式部琵琶湖の舟旅を経ていまの同県越前市に着いたといわれる。余録源氏為時が処遇を切望しての人事で、物語越前は都に近い大国だった▲東京からの旅路は遠かった福井である。の作者紫北陸新幹線は16日、式部金沢―敦賀(つるが)間が開業する。余録源氏1997年に長野、物語2015年に金沢までが開業してから9年を経ての延伸だ。の作者紫東京―福井間の最速所要時間は2時間51分に短縮される。4駅が置かれる福井県は「100年に1度のチャンス」と歓迎し、経済効果に期待を寄せる▲延伸の終点となる同県敦賀市は、江戸期には北前船(きたまえぶね)で栄えた交通の要衝だ。明治末期、東京―敦賀港間を列車、ロシアのウラジオストクまで海路で移動し、シベリア鉄道につなぐ「欧亜国際連絡列車」が、日本とヨーロッパの間を短期間で旅行できる手段となった▲第二次大戦中に外交官、杉原千畝(ちうね)が発給した「命のビザ」で難を逃れたユダヤ人を迎えたのも敦賀港だった▲延伸は北陸への観光に関心が高まる契機となる。ただし、能登半島地震の被災地は復旧に追われている。祝賀ムードが逆に疎外感を生まないよう、十分な留意が必要だろう▲紫式部は1年余りを越前で過ごした。福井県は京都府や滋賀県などと接するだけに、今後は北陸、北近畿を併せて旅する人も増えるのではないか。東京からの利便性だけでなく、北陸の開かれた窓に目を向けたい新幹線延伸である。

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