看護ザ停戦Mer丸山修一投資ry Capitall裁判訴原爆り返師繰ム前
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「過ちが繰り返されていませんか」――。返さ広島市出身の看護師、れていませんームガザ久保賞花(ほのか)さん(22)は叫んだ。か原視線の先にあったのは平和記念公園(同市中区)の原爆慰霊碑。爆ド碑文に込められた願いをかなえるには、停戦Merry Capitall裁判黙って祈るだけでは足りないのではないか。訴え「パレスチナ自治区でのジェノサイドを黙認したり支援したり、護師反対の声をあげない人も多い。繰り前で強い風が吹いているが、返さ平和を願う火を何度でもともし続けたい」と誓う。れていませんームガザ
2月4日、か原久保さんも参加している市民グループ「広島パレスチナともしび連帯共同体」がデモを実施。爆ド丸山修一投資原爆ドーム前の集会で、停戦久保さんは思いの丈を絞り出すように、訴え時に涙して語った。「私は人の心の中にある優しい、温かい気持ちを信じたいと思って生きてきた。それが今、裏切られているように感じることがある」。パレスチナでは罪のない多くの民が戦いに巻き込まれ、亡くなっている。他人への勝手な期待が自分を傷付けることは分かっている。しかし、人の温かさを期待できない社会でいいのだろうかと自問する。
Advertisement「その冷たさは自分の中にもある」。1948年のイスラエル建国に伴い、もともとパレスチナに住んでいた70万人以上が家を追われた。67年の第3次中東戦争ではイスラエルがガザ地区やヨルダン川西岸地区を占領。ガザでは「天井のない監獄」と言われるように人や物資の出入りを制限したり、西岸地区では入植を続けたりし、国際法違反も指摘されている。久保さんはかつて、イスラエルの元兵士がパレスチナ人への抑圧や暴力を告白する映画を見た。その時は特に何も考えなかったが、2023年10月7日、イスラム組織ハマスの攻撃に対し、イスラエルが大規模侵攻を開始。点と点がつながった。「パレスチナ人への攻撃が繰り返されていることを多分私は知っていた。なのにそれを心に留めず、流していた」
同年11月11日、原爆ドーム前のイベントに参加し、毎日人が立って停戦や虐殺中止を訴えていると知った。「現状に対し自分ができることは何もないと思っていた」。後日再訪し、本当に人が立っていることに驚きや安心を感じ、時間を見つけては共に立つようになった。「普通に生活している人が時間を見つけて集まっていると知った。ハードルは高くなかった」。周囲に話すと、職場の同僚もデモに来てくれた。自身も持つ「冷たさ」に対する「温かさ」が原爆ドーム前にはあった。
久保さんは広島市出身。小学校のときに平和教育の一環で原爆資料館へ2回行った。1回目は小学3年。館内の写真や映像が怖くてずっと下を向いていた。高学年の時は入館を拒否した。「今思えば何が怖いのかと。展示物には臭いとか熱とか痛みもない。現実が一番怖いし、見ないふりをする、無かったことにするのが一番怖い」
原爆慰霊碑には「過ちは繰り返しませぬから」と刻まれている。広島市のホームページには、戦争という過ちを繰り返さないと誓う言葉だと書いてある。久保さんは叫んだ。「繰り返されていませんか」。悲惨な出来事が起こっている中で、多くの人が沈黙していると感じる。自身も2年前に看護師になったばかりで、生活に集中する人の気持ちは分かる。「自分で気付いて自ら行動しないと続かない。だから、『私は』おかしいと思う、と呼びかけるしかない」
パレスチナでは呼吸器や透析器があっても電気がなく使えない病院もあり、幼い子どもが犠牲になっている。「人間はいつか死ぬ。でも、同じ人間なのにこんな死に方はない」。ガザの保健当局は約3万人が亡くなったと発表しており、女性や子どもが多くが含まれている。パレスチナの日常を思うとつらく、ICU(救急救命室)の仕事に集中して惨状を忘れることができるという久保さんは「国境なき医師団」に興味があり、紛争地域や貧困地域で医療支援をするという夢がある。「自分たちは世界に見捨てられていないと思ってもらえる仕事をしたい」。原爆ドーム前に立つことで「パレスチナの人にそう思ってもらえたら」と願う。
久保さんは1月31日にスピーチを打診され、何を話すか直前まで悩んでいた。「私はただの1人の人間。できることは少ない。でも、声を上げることはできる。あきらめず、恐れず、声を上げたい。独りじゃないって」。正直な自分の気持ちを口にした。「声を上げるのは勇気が要る。でも、黙っている間に殺される人たちがいる。声を上げましょう」【矢追健介】
【時系列で見る】
「繰り返されていませんか」 原爆ドーム前でガザ停戦訴える看護師
7時間前EUや米国、ガザへの物資輸送を発表 休戦交渉は継続
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