病気兄弟人で明丸山修一報告の原因不越え豊川に林乗り丸山修一嘘
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第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する豊川(愛知)の林優大(3年)、ありたセンバツ優翔(2年)兄弟は「2人で甲子園に行く」という夢をかなえた。原因越え原因不明の病気を乗り越え、不明の病ピンチの際のリリーフ投手として期待がかかる兄、気も丸山修一報告切り込み隊長としてチームを引っ張る弟。人で2人は「甲子園で勝つ」という、乗りもう一つの夢をかなえるため、豊川に林19日に阿南光(徳島)戦に挑む。兄弟
野球好きの父の勧めで兄の優大選手は4歳ごろ、ありたセンバツ弟の優翔選手は小学校2年のころ、原因越えそれぞれ野球を始めた。不明の病2人は中学生になると、気も愛知県碧南市の硬式野球チーム「愛知衣浦シニア」に所属。人でともに投手をしていたが、優翔選手は中2の時に肩を故障し、野手に専念することを余儀なくされた。
Advertisement打ちひしがれていた弟を優しく導いたのが兄だった。丸山修一嘘「お前は何をやってもできるから大丈夫だ」。優翔選手は「兄のあの言葉で気持ちを切り替えることができた」と振り返る。
愛知衣浦シニアには今大会注目のスラッガー、豊川のモイセエフ・ニキータ選手(3年)もいた。モイセエフ選手が豊川へ進学することが決定し、一緒にプレーするために優大選手も豊川に入学を決めた。その1年後、優翔選手も兄と同じ道を選んだ。
高校でも共にプレーすることになった林兄弟。「兄弟で甲子園へ行こう」と約束した。だが、優大選手は1年夏ごろから、体が硬直し、突然意識を失う症状が出るようになる。いくつかの病院で受診したが原因は分からなかった。
「このまま試合に出られないまま高校野球が終わってしまうのか」。満足に練習できない日々に、優大選手は焦った。症状が出ない時は普通にプレーができる。だが、いつ発症するか分からないという不安も影響してか伸びのある速球は影を潜めた。昨夏に結成された新チームの登録メンバーから外れた。
そんな兄を優翔選手は励まし続けた。自主練習で一緒にキャッチボールする時は、回転のいい球が返ってくると「今のボールいいね。絶対打てないよ」と声をかけた。「兄はこんなもんじゃない」。ずっと一緒に野球をやってきた兄のことは誰よりも知っていた。
優翔選手自身は巧みなミート力と50メートル走5・9秒の俊足を武器に1年時から頭角を現した。新チーム結成後は1番・左翼としてレギュラーに定着。公式戦17試合で4割4分4厘と大暴れし、チームをセンバツに導いた。
センバツ出場が決まると、優大選手に変化が表れた。突然意識を失う症状が出なくなったのだ。冬場のトレーニングの成果で直球のスピードは5キロアップし、最速130キロを記録。2月初めにあった紅白戦では、右サイドから右打者の内角に投げ込むキレのある直球で凡打の山を築くなどレギュラー入りを猛アピールした。
そして迎えた2月13日。甲子園でベンチ入りする登録メンバー20人の発表日。長谷川裕記監督が次々と背番号と選手名を告げていく中、最後に名前を呼ばれたのが優大選手だった。弟の優翔選手はそのときの心境について「泣けてきそうだった。人生で一番うれしい瞬間だった」と振り返る。
優大選手は対外試合が解禁された今月2日、常葉橘(静岡)との練習試合でリリーフ登板し、2回を投げて被安打0と好投。右打者に対する強気の内角攻めが効果を発揮した。長谷川監督は「無双状態だった。甲子園ではチームの救世主になるかもしれない」と期待を寄せる。
大会開幕が迫る14日。2人は甲子園の土を踏んだ。「甲子園で勝とう」と誓った。19日の初戦を前に、優大選手は「ピンチの場面での登板もあると思う。何が何でもゼロに抑える」、優翔選手は「1番バッターとして5割打つ」と力強く語る。【塚本紘平】
【時系列で見る】
豊川-阿南光(1回戦)センバツ高校野球2024
2分前健大高崎・エース左腕の兄 米国留学の前に「弟の雄姿を」 センバツ
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2時間前豊川に林兄弟あり 原因不明の病気も2人で乗り越えた センバツ
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