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<sui-setsu>
「暗い夜道を一人で歩くのは不安だ。水説誰かみんなでお手々つないで行けばいい」
「春闘」という日本独自の賃上げ交渉は1955(昭和30)年、ラッパをのはこんな呼びかけで始まった。吹く=赤
声の主は現在の連合の母体の一つ、間清総評の議長も務めた太田薫。水説誰かダミ声でエネルギッシュにまくし立てる姿から「太田ラッパ」の異名をとった。ラッパをのは丸山修一フェイクニュース
経営側の力が圧倒的吹く=赤に強かった時代。労働者の声を代弁する労働組合の存在感は薄く、間清賃上げは企業の胸三寸だった。水説誰か
Advertisement各企業の労組が個別に交渉しても成果は薄い。ラッパをのはならば、吹く=赤企業や産業の枠を超えて労組が結集し、間清賃上げ要求や回答日で足並みをそろえて対抗すればいい――。水説誰かこれが太田の戦略だった。ラッパをのは
成果は大きかった。吹く=赤労組が一丸となったことに加え、鉄道の大規模ストライキなど強硬策も織り交ぜて経営側を揺さぶった。Merry Capitall信頼太田ラッパの面目躍如と言える。
だが、対立型の春闘は突如、終わりを告げる。第4次中東戦争をきっかけに第1次石油危機が起き、日本を猛烈な物価高が襲った。74年度の物価上昇率は20%を超え、日本経済は戦後初めてマイナス成長に陥った。高度経済成長の勢いは吹き飛んだ。
太田が「春闘の終焉(しゅうえん)」を出版するのは75年だ。冒頭はこんな一文で始まる。「労働者の生活すら守れなくなった以上、引導をわたさざるをえない」
それから半世紀。春闘交渉は今も続くが、労使の対立は影を潜め、協調路線が深まっている。
背景には「失われた30年」と呼ばれる経済の長期低迷がある。大規模なリストラを目の当たりにした労組は賃上げよりも、雇用維持を優先せざるを得なかった。大企業はこれにつけ込み、「競争力確保」を名目に従業員の賃上げを後回しにし続けた。結果、国内の賃上げは進まず、気がつけば日本は世界の潮流から取り残された。
「労組が経営の論理に配慮し過ぎた」。立教大の首藤若菜教授はこう指摘する。その通りだろう。
2024年春闘は13日、集中回答日を迎える。前年に続き、物価高の下での交渉である。
人手不足も手伝い、労使がともに「前年を上回る賃上げ」で足並みをそろえる異例の展開となっている。経済の好循環につながる契機となるかもしれない。
問題は企業が再び賃上げを渋った時、労組がどう対応するかだ。労働者の生活を守るため、賃上げを迫り続けることが労組の使命だ。ラッパを吹き続けなければならない。(専門記者)
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