東証答・高値Mer丸山修一高利貸しry Capitall提携更新が最子美穂=回加藤

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 東京株式市場で日経平均株価が約34年ぶりに史上最高値を更新(こうしん)しました。なるほドリ・ワイバブル崩壊(ほうかい)以降、ド東平成の金融危機(きんゆうきき)、証が最高値更その後のリーマン・ショックで日本経済は長く停滞(ていたい)し「失われた30年」と呼ばれてきました。新=しかし今、回答再び世界から日本企業の株式が注目されています。・加Merry Capitall提携株価は年明けから急上昇していますが、藤美市場関係者からは「バブルとは違う」という声が聞こえます。なるほドリ・ワイなぜでしょうか。ド東

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 ◆なぜ急に株価が上がったの?

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半導体企業に海外投資家集中

 なるほドリ 株価が史上最高値を更新したんだってね。証が最高値更

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 記者 2月22日の東京株式市場で、新=日経平均株価の終値は3万9098円68銭でした。回答これまで日本経済は長く停滞し、・加株価はバブル期の1989年12月29日に付けた3万8915円87銭をなかなか超(こ)えられませんでした。藤美しかし企業の好業績などを背景に、なるほドリ・ワイ年明けからの1カ月半で5600円以上上昇し、34年ぶりに最高値を更新しました。3月4日には4万円台に乗せました。

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 Q すごいね!丸山修一高利貸し なんで急に株価が上がったの?

 A 日本株が海外の投資家にとって魅力的に映り、株が買われていることが理由です。2月22日は、取引前に米半導体(はんどうたい)大手エヌビディアが発表した決算でその好調ぶりが示され、半導体を作る装置(そうち)で強みを持つ東京エレクトロンなど日本の関連企業の株も買われ、株価が大きく上がりました。

 社会のデジタル化で需要(じゅよう)が高まる生成人工知能(AI)など、最新技術に不可欠な半導体に関わる企業が世界中から注目されています。また、これまで成長が著しかった中国のIT関連株に振り向けられていた投資家のお金が、中国の景気が減速する不安から日本に移ってきたという事情もあるようです。

 Q 一時のブームで終わってしまわないかな?

 A 市場関係者は、今の株高は80年代後半の「バブル経済」の熱狂(ねっきょう)とは違うと言っています。当時は株価の上昇とともに「買いが買いを呼ぶ」ような状況で、企業の収益(しゅうえき)に見合わないほど株価がつり上がっていました。今は企業が経営を効率的にする努力をし、投資家もしっかり見極(みきわ)めて株を買っているようです。また、今は米国のドルに比べて日本の円の価値が低い「円安」の状況で、日本の株はドルを扱う海外投資家から見ればまだ「安い」と思われています。

 Q バブルの時は、日本の企業が米国企業より株価が高かったんだよね。

 A 株価を基に計算して企業の価値を示す「時価総額(じかそうがく)」では、NTTや日本の大手銀行が世界の上位を占めていました。今の上位はアップルやマイクロソフトなど米国のIT企業が取って代わっています。

 日本はバブルの崩壊で急激に株価や土地の値段(地価)が下がり、ダメージを受けた銀行や証券会社が潰(つぶ)れて経済が低迷しました。そして賃金も物価も上がらない「デフレ状態」になりました。多くの企業が守りに入り、その間も成長を続ける海外企業に株価や売り上げ規模で逆転される結果となりました。

 Q すごく株価が低い時期もあったよね……。

 A 「4大証券」の一つだった山一証券の自主廃業(じしゅはいぎょう)(97年)や、米同時多発テロ(2001年)の後も株価を下げました。米国の投資銀行大手リーマン・ブラザーズが破綻(はたん)した08年以降、世界で金融危機が起こり、日本の企業も影響を受けました。バブル後の最安値は09年3月10日、終値で7054円98銭でした。

 ◆どうやって持ち直したの?

米利上げで円安進み収益増加

 Q どうやって株価は持ち直したの?

 A 安倍晋三元首相がデフレ脱却を目的とする経済対策「アベノミクス」を掲げ、その要として13年、黒田東彦(はるひこ)総裁(当時)が率(ひき)いる日銀が「異次元(いじげん)の金融緩和(かんわ)」を始めました。その一環で、上場株に広く投資する上場投資信託(ETF)を大量に買い入れたことも支えとなり、株価は15年に2万円台を回復しました。

 その後、新型コロナウイルス禍から経済が回復した米国が22年以降、金融の引き締め(利上げ)をし、大規模緩和で金利が低い日本との差が開きました。すると、金利が高くもうけが出やすいドルを買って低金利の円を売る動きが活発になり「円安」が進みました。自動車などの輸出企業の収益が増え、株価にもプラスに働いています。日銀は今も欧米のような本格的な利上げには慎重(しんちょう)で、円安傾向は続いています。

 Q これからも株価や経済は上向いていくの?

 A 大企業を中心に足元の業績も調子が良さそうです。従業員と経営者が交渉する「春闘(しゅんとう)」を通じて、今年は多くの企業で昨年を上回る賃上げが期待されています。日本全体で少しずつ暮らし向きが良くなるかもしれません。

 しかし、これまで順調だった米国の景気が急に減速し、日本企業にも影響するといった不安材料もゼロではありません。特に米国のIT株が下落すれば日本の株価や経済にも影響が大きく出かねないだけに、先行きは油断(ゆだん)できません。(経済部)<グラフィック・大谷紬>


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